エントリーシートでの審査の結果、片づけ大賞2017ファイナリストは、以下の8名の方々に決定しました。
8月24日の式典でファイナリストがプレゼンテーションを行い、ご来場の皆様の投票と審査員の審査に基づき受賞者を決定します。
ファイナリストによるプレゼンテーションは、いずれもお客様の思いや願いに寄り添ったもので、暮らし方や働き方に変化をもたらすものでした。
審査は難航しましたが、今年もグランプリ・奨励賞・審査員特別賞が決定しました!
結果発表はこちら。
(2017.08.29編集)
(氏名五十音順、敬称略)
Profile
小5、小3女児の母。
外資系IT 企業の営業職として従事した後に専業主婦を経て、2012 年ライフオーガナイザー®の資格を取得。資格取得後、地域で活動する起業ママ・個人事業主や女性経営者と多く出会い関わり合う中で、女性が活躍するには、保育園等社会インフラやマーケティングツールだけはなく、住・働空間を仕組み化・見える化する必要性を感じ、「ママが2泊3日で家を空けても家族が困らない暮らし作りサポーター」として、個人宅サポートや大手企業からの依頼を受けた片付け講座などを多数開催している。地元ラジオ局にも毎月2回定期出演中。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
元々、片付けが苦手な私。そんな自分と、自分の思い通りにならない家族にもイライラし自己嫌悪する毎日でした。
そんな中オーガナイズと出会い、自分に合った方法を知らなかっただけと知り、手法を実践していく中で自分の価値観に合った暮らしをする事の心地良さを体感。
思考の整理によって自分が変われば「楽」になれるのだという事を多くの人に知ってもらいたい、伝えたい、必要な事だという想いから仕事にしようと決意しました。
この仕事の魅力とは?
クライアント様の【自分自身を縛っている“当たり前”という思い込みが外れる瞬間】【出来ない・苦手だと思い込んでいた事が出来る様になる瞬間】に立ち会えること。
オーガナイズの考え方・手法を通して関わる事で、クライアント様の自己肯定感を上げ、幸せを感じる力を育てる(あるものに気付いてもらえる)お手伝いができる点。
その結果、クライアント様が人生を一歩踏み出す応援ができる点。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
国が女性の活躍を推進し、実際にキャリアを持って働くワーキングマザーが増えています。親類や民間・公共サービスからのサポートを得ることはできたとしても、実際にはうまく回す仕組みがないせいで、本来不要な遠慮や罪悪感が利用を阻んだり関係性を不良にさせることもあり得ます。
遠慮や罪悪感を配慮や感謝に変えて、女性がワークライフのバランスをとりながら力をいかんなく発揮させるために、我々がサポートできることはまだまだたくさんあります。必要な人にそれを伝える事ができる様にもっともっと業界を盛り上げていきましょう。
Profile
名古屋市在住 夫と中学生2人の子どもの4人暮らし。大学卒業後、医療機関で事務として勤務。
2014年 幸せ収納インストラクター プロ取得、幸せ収納スク-ル講師として、片付けセミナーを開催。
個人宅の片付け作業、(株)ヴァンヴィーノ法人事業部のスタッフとして、環境整備を行う。
医療事務の経験をいかし、クリニックの環境整備にも携わっている。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
子どもの頃から片付けられず、ずっと罪悪感を持って生きてきました。6年前幸せ収納と出会い「片付けは習ったことがないから出来なくて当然」という言葉で心が軽くなりました。
最初は片付けを学ぶだけでいいと思ってましたが、自分の家を片付けていくうちにあんなに嫌いだった片付けを楽しいと思っている自分がいました。私と同じように悩んでいる人に伝えたいと強く思うようになり、この仕事を始めました。
この仕事の魅力とは?
私は、片付けで人生が変わりました。あんなに辛い思いをしていた片付けを今仕事にしています。たくさん悩んで泣いてきたからこそ、今片付けに悩んでいる人に寄り添い、サポ-トができると思っています。
苦手だった片付けが、自分に自信がなかった私に大きな1歩を踏み出すきっかけをくれました。片付けにはそんな大きな力があると信じています。誰もが持っているその可能性を引き出すことができるのが片付けの魅力だと思います。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
片付けの可能性は無限大です。家庭だけにとどまることなく、その技術を困っているさまざまな法人で活かしていって欲しいと思います。
片付けによる社会貢献度はとても高いです。長い時間を過ごす職場の環境が整えば、ストレスが減り、コミュニケーションの改善になります。そして、それは顧客への貢献にもつながってきます。医療機関であれば患者さんへのサービス向上へつながります。
片付けの技術を活かして、社会貢献をしていきましょう。
Profile
20歳で結婚出産。4人の母。3世代家族4世代家族を経験し『家族はそこにあるものではなく作り上げていかなければならないもの』だと痛感する。「思考と空間の整理」に引かれライフオーガナイズを学ぶ。【自分が変わり空気が変わり家族が変わった】体験をし、片づけを通して家族作りに貢献したい想いから『家族のおへそ』を立ち上げる。『ストレスを家族力に変えよう!』をスローガンに特に【3世代家族の片づけ】に注力している。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
父の清掃の会社の代表を引き継ぎました。一般のご家庭に入らせて頂き作業をします。片づけが必要な荒れ果てたお宅を何件も目の当たりにしてきました。「片づけ」を会社の1つの柱にしていきたいとライフオーガナイズを学びました。学んで自宅を片づけていくうちに、私自身が変わり、家族が変わりました。様々な心の問題も空間とともに整っていくという確信を持ちました。私は「片づけ」を一生の仕事にして行こうと心に決めました。
この仕事の魅力とは?
作業を進めていく中で、お客様自身が心の奥で何かを感じられたり気づかれたりする過程を一緒に感じることが出来る所。お客様が変わられると、ご家族も変わられていき、ご自分の人生を歩み出される大きなキッカケにならせて頂ける所。家の中の恥ずかしい部分見られたくない部分に入り込ませて頂き、お客様と心を通わせていき信頼関係を築いていける所。そんな所に何にも変えがたい大きなやりがいのある仕事だと魅力を感じています。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
今私が力を注いでいるのが3世代家族の片づけです。親子での微妙な駆け引きや気持ちのずれなど細やかな想像力と心使いが必要になります。日々の暮らしは誰か1人が思い通り暮らせたら良いのではなく、一緒に暮らす家族それぞれの想いがあります。その想いを出来るだけ感じ取りながら、潤滑油の役目も片づけに含まれていると思っています。心と空間は繋がっています。お客様がモノと同じように人生の大切な事を選び取り、ご自分の人生をしっかり歩いていかれるように、伴走しながらお客様と同じゴールを目指していきたいと思っております。
福岡県在住
お片づけ.comodo
サイト:https://www.comodohtsu.com/
ブログ:http://ameblo.jp/loyasuko/
建築士として住宅の設計に携わってきて、施主様から使いやすいとお褒めの言葉をもらうけど、自分の家となると思ったような片づけができない!ずっとモヤモヤを抱えて生活をしてきました。
ライフオーガナイズに出会って、自分に合う片づけ方ではないと維持できないことを実体験しました。私と同じような悩みを持つ人に、自分を責めなくていい!自分に合った片づけ方がある!と伝えたくてこの仕事を始めました。
【この仕事の魅力とは?】
一番の魅力は困っている人に喜んでもらえること。そしてそれが社会貢献につながっていること。自分の経験(良いことも悪いと思うことも)が糧になり、定年がなく働きたいと思うまで働けること。生きることにかかわることがすべて仕事に結びつくので、既存の仕事に関連付けることも、新しい仕事を作ることも可能であること。十人十色、多様な人がいるので、自分にしかできないサービスができること。
【同業者やプロを目指す人に伝えたいこと】
モノがあふれ、どうしていいのかわからない!
心の迷いがクライアントの日常生活にも影響を与えていきます。クライアントの想いに添った暮らしやすい仕組みを作ることが、モノ、時間(行動)、情報、お金の使い方を見直すことになります。
片づけは生き方をも変える、これからの社会に求められていく仕事です。この仕事の良さや職業としての認知を一緒に上げていきましょう!
『片づけのその先にあるもの』それは自分の周りにいる人を、愛情をもって大切にし、その人たちと笑顔でおくる暮らしです。日本中の片づけに悩む方々に、本当の幸せを手にして、心を満たしてもらいましょう!
Profile
元々片付けが苦手で、ネガティブ思考の塊だった私。
発達障がいを持った子どもを授かったお蔭で、たくさんの出会いと学びに恵まれました。
環境や暮らしの仕組みにその人が合わせるのではなく、その人に合わせて環境や暮らしの仕組みをカスタマイズする、という点で、発達障がいの子どもを育てている経験と学びはライフオーガナイズと共通している事が多いと感じています。
障害があっても、なくても、肩の力を抜いて子育てを楽しめるよう、思考と空間のお片付け&見て分かるくらしづくりのお手伝いをさせて頂ければと思います。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
子どもに発達障害の診断が出たことをきっかけに、障害支援を学びはじめ、家の中を片づけ、目や耳から入る刺激を減らし、時間・空間・(情報)コミュニケーションの整理をすることで、子供が別人のように落ち着き、出来ることや分かることが増えた経験を活かし、発達障害児者やそのご家族のために片づけを通じて生きやすくなるお手伝いがしたいと思ったからです。
この仕事の魅力とは?
たかが片づけ、と軽視されがちですが、片づけは本当に奥が深いです。夫婦仲が改善した、子供が家に友達を連れてきた、子供とのかかわり方の突破口が見えてきた、と部屋が片づいたこと以上にお客様が大切にしたいことを大切に出来るようになったことを喜んでいただけるようになることが何よりの喜びです。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
発達障害を持っている方の多くが脳や体への刺激や情報を整理統合することが苦手であり、ご本人も周りも気づかないまま成人されている事も少なくありません。
コミュニケーションがとりづらい、混乱しやすかったり、些細なことにこだわっていたり、と、なかなか思うように進まない時は、発達障害の特性がある可能性も視野に入れて、専門知識を持っている人と連携をとってください。
当事者さんにとって一番最悪なのは「理解がないのに、熱心な支援者」です。
彼らの支援は、熱意や根性だけではできません。ぜひCLOプログラムを学んでください。
Profile
二級建築士・住空間収納プランナーマスター・福祉住環境コーディネーター2級
20年建築会社の設計・営業に携わる。
内装工事の打ち合わせでほとんど出てくるのが収納の相談。
片付かない。収納が足りない。物が入らない。
収納スペースを造って来たが、状況が変わらないクライアントが多いのに気づく。
収納とは何かを学ぶため、住空間収納プランナーを取得。
現在、収納設計・適正家具の提案・セミナー・資格講座・収納アシストで活動中。
メディア出演:
FBSめんたいワイド・KITQ FM・リビング福岡・リビング北九州・アヴァンティ他
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
建築会社で20年間、設計と営業をしていて収納の大切さを感じており、住空間収納プランナーの資格を取りました。
建築会社で活かすつもりでしたが、HPやブログ、クチコミなどで多くの方から必要とされていることを感じて、建築という枠の中で活動するのはもったいないと思い、起業しました。
この仕事の魅力とは?
日々の小さなストレスは、クライアントにとってとても大きなもので、それを解決出来た時にはクライアントの表情・声・行動・服装全てに変化があります。勇気を出して恥ずかしい部分をさらけ出してご依頼頂く方に、必死に向き合い綺麗な空間を得た時のクライアントの感動と私の充実感は宝物です。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
得意分野を活かして、情報交換やコラボレーションなど図っていくことで、片づけというジャンルを確立できると思います。
また、クライアントのためにとっても良いことだと思います。
横のつながりが出来たら良いなと思います。
千葉県在住
Jeweled House 代表
Profile
マスターライフオーガナイザー®&メンタルオーガナイザー®
「あなたのLifeはもっと素敵に整理できる!」をコンセプトに活動中。幼少期より9回の引越しを行い、住まいが人の心に与える影響に興味を持ち育つ。アドバイスやサポートにより埋もれていたモノや沈んだ心が次々と整い、本来の輝きが戻ってくるため魔法の手とも褒められる。
片づけレッスン・企業・団体セミナーは600名超える方々が参加。「ライフオーガナイズの教科書」「片づけ収納ドットコム」等にて自宅掲載中。6歳・1歳の母。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
大学卒業後、リクルート人材部で営業マンとして勤務。結婚退職し専業主婦&子育て生活を送る中、“自分の才能を活かして人の役に立つ仕事がしたい”と模索。出産祝に来てくれた友人達に、整った自宅を褒められたのがきっかけで「片づけ得意の私」に気付き資格取得、活動開始。片づけは有限である時間・お金・空間・体力を、本質的な部分に投資でき人生を豊かに過ごすことにつながると考え、使命感を持って取り組んでいます。
この仕事の魅力とは?
「自分の良さに気付いた」「家族関係が良くなった」「人生が好転しはじめた」と、サポートによって、多くのモノと共に埋もれてしまっていた人生を再び楽しく豊かに歩みはじめることをお客様に感じていただくことができる仕事です。片づけによってそれぞれが小さくても才能や得意を生かし自分らしく輝くことで、互いに尊重し合え、豊かな世界にもつながると思います。そんな大きな可能性を持っているのがこの仕事の魅力です。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
私たちが空間の片づけサービスを行うと、どうしても不用品がたくさん出ます。それらをまとめてゴミ袋に詰めて廃棄し、お客様の目の前だけを整えるのでなく、手放すモノもきちんと分類し、生かせるモノは別のどこかで生かせる様にご提案し、自然や地球にも優しい片づけを今後していく必要があると思っています。循環型の片づけを行うよう私たち片づけのプロが少し意識することで救える存在がたくさんあります。様々な可能性を秘めた職業です。
同業者で競い合うのではなく強みを活かしあい、モノも人も自然も活きる活動を皆様と共に行っていきたいです。
Profile
株式会社アンジェ・リュクス スタッフ
リユース歴18年。結婚当初、自宅の大物家具はほぼリユース品。
植栽から家具、衣類に至るまで、リユースを暮らしの中に取り入れるのが得意。
スポーツ男子3人の母。定期的に自宅収納セミナー開催中。
リユースを取り入れた片づけ術に定評があり、お客様にあったモノの手放し方をご提案。新築やリフォームのインテリア&収納プランニング、個人宅での片づけ作業サポートを得意とする。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
2013年オーガナイズの日チャリティイベント東京会場に一般参加したのがきっかけです。
その時にライフオーガナイズは子育て世代からシニアに至るまで、どの世代にも役に立つ!とビビッときました。暮らしが楽になることでクライアントに喜んでいただける仕事をしたい!元々「住空間」「人と暮らし」「住宅」に関わる仕事をしたかったので、主婦業のスキルも役に立つと思い、ライフオーガナイザー1級千葉1期の開催を知り即申込みました。
この仕事の魅力とは?
暮らしと密接な関係にある「片づけ」という切り口から、クライアントの内面に潜むお悩みやストレスを軽くするお手伝いが出来ること。初対面の時とサポート終了後では表情やお家の空気感が異なり、スッキリと明るく変化していくことが何より嬉しいです。
また、リユースマスターⓇの資格をとりモノを手放す時の罪悪感を減らすお手伝いもできるようになりました。特にリフォーム時や引越し時のサービスでは喜んでいただいています。
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
片づけの現場では自分にとって必要でなくなったモノでも、なかなか手放す事ができないクライアントは多いと実感しています。そこにリユース(必要としている人の元へ自分が大切に思っていたモノを届ける)のサポートがあると、片づけが進み満足度が上がります。例えば集荷の手配など、できるだけ作業サポートに伺った日に、リユース先への手配が完結できるように心がけています。
Profile
引越し歴11回。失敗は数知れず。1978年広島県生まれ。
大手人材紹介会社を経てライフオーガナイザー®に。
出産を機に専業主婦となり片付けに目覚める。
思考の整理・住む人を主役にした片付く仕組みづくりが得意。
スッキリ・シンプルな暮らしを体験できる自宅講座の参加者は200名を超える。自身の引越し経験から、引越しで「私」と「暮らし」を整える引越しオーガナイザー®を主宰。新居での暮らしが楽になるよう考え抜かれた家事導線や収納計画が好評。育休ママを中心に利用者が広がっている。
片づけのプロとして仕事を始めたきっかけ
片づけられないことで自分を責める人を無くしたい。
片付けで人生か変わることを自分が経験したから。
片付けられないなんて、だらしがない、自分がダメだからだ…と責め続けたあの頃。気持ちと頭の中が荒れると部屋も荒れると知り、自分を整えて仕組みで解決できることを体験しました。片付けは「努力・根性・性格」ではなく、自分にあった仕組みを取り入れることで解決できる!と伝えたくて片付けのプロになりました。
この仕事の魅力とは?
どんどん変化していくお客様の様子を一緒に味わえること。
お客様のために120%頑張ったことが、いつか結果につながること。
自分のあらゆる経験(失敗も成功も嬉しかったことも恥ずかしかったことも)すべてがお客様のためになる。
自分の人生を人のために役立てることができる喜びがある。
これ以上に面白い仕事を知りません!!
同業者や片づけのプロを目指す人に伝えたいこと
一緒に引越しオーガナイズを広めましょう!
「家を建てたら、家を買ったら、片付けのプロのサポート受ける」ことが当たり前の世の中を目指しています。
引越しが原因で家が片付かず、せっかくの新居にがっかりする方、家族間がもやもやする方、暮らしにくくなったとお困りの方にたくさん出会いました。
そして、引越しオーガナイザーが、新居の暮らしを想定したモノの持ち方・配置の仕方・収納の使い方をサポートしていると知ると、『もっと早く知りたかった』『そんなサポートがあるなんて知らなった』と残念がってくださいます。
お客様も待っているのです、探しているのです、引越しで暮らしから整えるお手伝いをしてくれる片付けのプロを。もっと早く、もっと正しく、必要としているお客様に届けられるように、引越しオーガナイズを一緒に広めましょう。